沖縄のパワースポット斎場御嶽とは
先日友達と友達の2歳の娘との沖縄旅行を計画しているときに
どこを回ろうか検討していました。
友達から送られてきたメールにはパワースポットの「斎場御嶽」に行ってみたいと書いてありました。
わたしは読み方すらわからなかったので、インターネット調べてみることにしてみたんです。
簡単にまとめると、「御嶽(うたき)」とは一般の神社に相当する聖地のことで
沖縄の人々に信仰されている聖なる森。
社殿はなく、香炉を置いてお祈りをささげていた神聖な場所です。
特に「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」は900以上ある御嶽の中でも最も格式の高い霊場とのこと。
御嶽はもともと男子禁制で
女性神役以外はそこに近づくことすら禁止されており
国王ですら中に入るには女性用の着衣に着替えさせられたとか。
現在では場内に入ることができますが
近年の世界遺産登録もあり観光客が増えたため
禁止とされている祭壇に上って騒いだり
自然を傷つけるような行為などのマナー違反が多くなったため
沖縄県では再び男子禁制を検討している声もあがっているそうです。
なんともおごそかな場所のようです。
斎場御嶽行ってみて
早速朝からレンタカーで斎場御嶽までやってくると
入り口に入る手前に専用の駐車場があり
そこで飲み物と入場券を購入しました。
入館料は大人300円です。
駐車場から入り口まで行く間に売店や民家を改装したステキなカフェがあり
山の上なので見晴らしは最高です。
沖縄の海の何重にもなった濃いブルーと薄いブルーのグラデーションがとてもきれいでした。
入り口でベビーカーを預け
別室でまずビデオを見せられます。
斎場御嶽がどのようなところなのか説明している内容です。
私たちは6月の平日に行ったにもかかわらず
かなりの観光客が来ていましたが
ほとんどは大陸からの人々でした。
入ったそうそう、勾配のきつい斜面があってびっくり。
2歳児は大丈夫かと思ったけど
段差があるところだけは二人で子供の手を引っ張ってジャンプさせたりしながら
意外と踏ん張って頑張りながら歩いていました。
いたるところに滑り止めや手すりがあったりきちんと整備されていました。
しばらく行くと開けたところに祭壇があり
香炉が置かれていました。
実際に行ってみると近寄りがたい雰囲気。
祭壇は立ち入り禁止になっていましたが
下の広場からとても近づけるような感じではありませんでした。
年配の夫婦が立ち入り禁止の祭壇の上まで登っているのをみてしまいましたが・・・
一番奥の祭壇は
岩と岩の隙間を通って中まで進みます。
そこだけ空気が違いました。
6月の沖縄は梅雨明けしたばかりでとても蒸し暑く
黙って立っているだけも汗が流れるような気温でしたが
岩を通り抜けてくる風は
とてもひんやりとしていました。
ここは楽しむためだけの観光スポットではないので
きちんと沖縄の伝統的な精神を少しでも理解し
敬える人が訪れて欲しい場所だと思えました。