風水の基礎知識

【チェック項目付】風水で簡単自宅診断!家や環境の吉凶を知る方法は

 

今まで風水を気にしたことなかったけど、たまに自分の家は大丈夫かな?って思いますよね。

でも、風水って何かややこしいし、やっぱりいいやという人の為に簡単にしてみました。

これを読んで自宅や周辺環境が悪い結果だったとしても運気を上げる方法があるので安心してくださいね!

 

風水で自宅と土地を診断しよう(12のチェック項目)

まずは自分の住んでいる環境で当てはまるものがあればチェックしましょう。

1手入れが大変なので庭に植木は無く人工芝を敷いている

2家の中は陽が当たらないので夏場も涼しい

3三角形の土地で安かった

4川が近くにあってカーブの外側に家が建っている

5道路のT字路やY字路に家が建っている

6マンションの突き当たりの部屋に住んでいる

7丘の上に家が建っている

8池を埋め立てた土地や低い土地である

9近くに高圧電線がある

10周辺でこちらに角を向けて建つ家がある

11旗竿地で三方を大きい家に囲まれている

12家の形が四角形ではなく、面に凸凹がある

さあ、いくつチェックがつきましたか?

実はこの全ての項目が風水では凶とされています。

それでは、一つずつ解説していきます。

 

1,手入れが大変なので庭に植木は無く人工芝を敷いている

風水では植物は大地のエネルギーを養分にして育つものなので良い気を集めてくれます。

ですから、植木が全くない家は気の集まる力が弱くなってしまいます。

 

2,家の中は陽が当たらないので夏場も涼しい

最近の猛暑を思えば、涼しい家は住みやすいかもしれません。

ですが、陽が入り込まない家は薄暗く、湿気もこもりやすいので風水でも嫌われます。

日中、カーテンやシャッターを締め切っているお家も、自宅にいる時はなるべく開けて陽の光を取り込みましょう。

 

3,三角形の土地で安かった

多くは四角形の土地に家を建てますが、いびつな形の土地も家は建っています。

建てられる面積が小さくなったりするので人気が無く、周辺の土地より安く売りに出されます。

その中でも三角形の土地は角が鋭利になるので刃物を連想させて縁起が悪く風水では殺気と呼ばれます。

三角の土地でも四角の家で、角に植木をすると悪い気は弱まります。

 

4,川が近くにあってカーブの外側に家が建っている

川は気の流れに大きく影響するので風水でも重要なポイントです。

ただし、家の目の前が川というのは洪水の心配もあるので普通に考えても住むには覚悟が必要ですね。

風水では、川の流れを気の流れと合わせて考えるので川がカーブする内側の土地は気が集まって良い土地とされています。

ところが反対にカーブの外側は良い気が飛散してしまうので凶とされています。

川だけで無く急なカーブの道路も同じで、内側が吉で外側は凶と解釈されるので商売には不向きです。

 

5,道路のT字路やY字路に家が建っている

T路に建つ家は気がたくさんぶつかって行きます。

それが槍のようなので槍殺という言葉がある程、風水では凶とされています。

三角の土地で紹介しましたが、Y路路も鋭利な土地と同じ考えになります。

車や人の往来で騒音も気になりますし、住宅として利用すると苦労しそうです。

 

6,マンションの突き当たりの部屋に住んでいる

マンションの廊下の突き当たりにある部屋も同じです。

マンションで風水を取り入れるのは難しいですが、これから住むのであればなるべく避けた方がいいでしょう。

 

7,丘の上に家が建っている

高台は風通しも陽当たりもよく、悪い気がこもらないので風水では吉になります。

お金持ちは高台に住む人が多いですね。

高級住宅街と呼ばれる地域名には丘や台が付いています。

ただし、断崖絶壁や土砂災害の危険があるような場所は風水でも避けるべきとしています。

 

8,池を埋め立てた土地や低い土地である

風水で湿気は悪い気と同じ扱いになります。

埋め立てた土地でも水があった名残は消えません。

また、低い土地は大雨や川の氾濫で水が溜まってしまうので災害リスクが高いです。

 

9,近くに高圧電線がある

高圧電線は電磁波の影響を心配する声もありますが、人間への影響ははっきり解明されていません。

また形も尖っているので風水的にも凶です。

 

10,周辺でこちらに角を向けて建つ家がある

ここまでくれば、角が凶の原因だとお分かり頂けたと思いますが、周辺に家の角をこちらに向けて建つ建物があれば悪い気がこちらに向かってきます。

それが玄関の真向かいであれば最悪です。

風水を知っていればそんな家を建てないので、そこの住人は「土地が狭くて仕方なく」、あるいは「デザインが気に入っただけ」と思います。

抗議しても何の効力もないので運気をあげる風水を利用しましょう。

 

11,旗竿地で三方を大きい家に囲まれている。

住宅の売買に詳しい人なら常識ですが、いわゆる旗竿地と呼ばれる道路に面していない土地は現法では建て替えが出来ないので価値はほとんどありません。

風水でも、周りの建物にパワーを取られるばかりか、逃げ場の無い悪い気が溜まると言われ避けられます。

 

12,家の形が四角形ではなく、面に凹凸がある。

ひと昔前まで住宅建築は四角形が当たり前でした。風水では家の一辺に大きく凹みがあるL字型の家は「欠けた」家で、気がよどむコの字型の家も不吉とされています。しかも、その部分が鬼門(北東)の角にあるのは最悪とされています。とはいえ最近は住宅事情も変わり、建ぺい率の関係から仕方ない場合もあるので建築士も気にしなくなってきています。

 

 

チェック項目を見ていると、中には「こんなの風水じゃなくても当たり前に嫌でしょ?」と思うものがあったはずです。

そうです、風水はその程度なのです。

言い換えれば、当たり前の感覚として一般人にも浸透しているのです。

古代中国の時代から風水は住む場所を選ぶために使われてきました。

家を建てて住むのに適しているか、商売が上手くいくか、あらゆる条件から考えて提案する手段なのです。

だから、風水といえば方角も大事なのですが、いくら方角が良いとしても土地の形状や環境が悪ければ吉とはしないのです。

 

風水で良いとされる土地とは?パワースポットって?

 

風水で良い土地の条件

風水では「気」は大地のエネルギーであり、良い土地の条件は「龍(竜)、穴、砂、水」の4つの要素からできています。

龍は土地の形状そのものであり、うねりのある土地ほど気が動きパワーも強くなります

穴は気が集まる場所で吉穴は災難に遭わないと言われています。風水で最高の場所は「龍穴」であり、歴史ある自社仏閣もそこに建てられています。

砂は空気や土地の基盤となる物質を指します。強い地盤が人々の生命力や健康に影響します。

水は気を動かすパワーであり、気そのものでもあるので良い土地の大切な要素です。

 

では、その竜穴が具体的にどういう土地なのかと言うと

風水で大吉とされる竜穴は四神相応であることが条件です。

四神というのは四方(東西南北)に君臨する守り神のことで、四神に囲まれた土地が龍穴です。

四神は砂や水の集合である山や川に宿るとされています。

東(青龍)‥大きな川

西(白虎)‥大きな道

南(朱雀)‥池や窪んだ土地

北(玄武)‥台地(山)

四神相応は大昔からある考え方ですが、実存の自然物に当てはめて考えるようになったのは近代からです。

長く平安京があった京都の一例を挙げます。

青龍が鴨川

白虎が山陰道

朱雀が巨椋池

玄武が船岡山

四神相応は京都だけでなく、あなたの住む地域も条件に当てはまっていればパワースポットと言えます。

当てはまらなかった人もパワースポットの龍穴に行ってみたい!と思うかもしれませんが

あまりに有名なスポットなので何度も参拝してるかもしれません。

次は実在する龍穴の場所を紹介します。

 

龍穴のパワースポットはどこ?

今も昔も都が置かれた場所は龍穴が選ばれました。

・平城京

・平安京

・御所

龍穴は気が最も集まる場所で歴史的な寺社仏閣が建てられています。

・伊勢神宮(三重県伊勢市)

・日光東照宮(栃木県日光市)

・唐招提寺(奈良市)

奈良県にはその名も室生龍穴神社(宇陀市)があります。

古くから雨乞いの祈祷がされた由緒ある神社で知る人ぞ知るパワースポットです。

 

住んでいる家の運気を上げるにはどうする?

風水はもともとが良い土地に住む為のものなのに既に悪い場所に住んでいる人を救う力はあるのでしょうか。

風水発祥の中国に家相を占う風習はありません。

でも、住宅事情が複雑な日本には家相を取り入れた開運方法があるので大丈夫です。

家相は日本で独自に進化した考え方なので、上手に利用して運気を上げましょう。

 

玄関

玄関は外から大きな気が入ってくる入り口です。その玄関が汚れていると気も汚れてしまい家中に流れます。意外に忘れがちなのが門扉で、雨ざらしになるので汚れやすく、月に一回は掃除をしましょう。

また、玄関に観葉植物や水槽を置くのも良いです。

特に金魚は金運を上げてくれる生き物で、泳いで水を動かして気の流れを誘ってくれます。

そして、玄関とリビングの窓が一直線の動線にあれば、良い気が窓から逃げないように扉を閉める習慣をつけましょう。

 

トイレ(水周り)

昔は不浄の象徴であり風水でも嫌われる場所でした。でも、今は水洗化されて不浄ではなくなっています。

ですが、節水の為に数回利用してから水を流すのは家相的にはあまり良くありません。

水は気を動かすので使ったら水を流し、毎日掃除をして清潔を保ちましょう。

 

リビング

家族が集まる場所なので、家相の中では一番重要な太極と呼ばれる配置に多いです。

リビングは良い気を集めたいので在宅中はなるべくカーテンを開けたり、風通しをよくして気が循環するようにしましょう。

 

キッチン

火を使うので家相ではあまり良い場所ではありません。

悪い気を火で燃やすという解釈もあるので大事に扱わなければならない場所です。

いくら悪い気を燃やしてくれると言っても、汚れていれば悪い気が集まる一方なので綺麗に使いましょう。

 

寝室

体を休める場所なので大きな気のエネルギーが集まると疲れがとれません。

ドアを開けてすぐベッドがある場合は、入ってきた気が体にぶつかるのでベッドの位置を移動させたり、衝立になるものを置くと良いでしょう。

 

まとめ

風水で自宅の簡単診断はいかがでしたでしょうか?あまり良くなかったという人は、龍穴のパワースポットと参拝したり、家自体の運気を上げる努力をしてくださいね!