運を育てる
約4千年前に中国にて生まれた大気の気を用いた哲学の一つです。
風水は人々の生活に
密接にかかわったもので
運を切り開く学問なのです。
人々は風水を活用して上手に生きてきたのです。
運を味方につけることで優位に生きていけるわけなのです。
生活のすべてを使って運を育てるともいえるようです。
陰宅風水とは
風水には、陰宅風水(お墓の風水)や陽宅風水(住宅の風水)
地理風水(土地の風水)などがあります。
陰宅風水とは
父母や先祖を何処に埋葬するか
お墓の向きはといった「お墓」の環境が自分の人生(家族やわが子、孫など)に与える影響を判断するものです。
墓地風水ともいう陰宅風水は
古代中国の皇帝が死後も子孫の中に生き続け共に平和で安らかになるという
思想に影響されていて先祖の肉体は埋葬された地の気と埋葬時の天の気の影響を受け
その「天地の気」が子孫たちにも影響を与えるとされています。
日本には墓相という江戸時代の後期から伝わる学問があります。
お墓の方角や形、色などで良いお墓を判断する学問で風水学とは違う考え方のものがあります。
方角については東南に向いたお墓は吉相の墓となります。
吉相の墓とは、白御影石(長寿、家運繁栄の石とされている)で清らかな土に囲まれたようにする。
当然のことですが、お墓は綺麗に掃除をすれば家運降盛に恵まれるといいます。
徳川家康は死後、久能山(静岡県)に埋葬されましたが
風水学に精通した天台宗の大僧正「天海」によって日光東照宮(栃木県)に移され
風水的に好ましくなかった関八州(関東)の鎮守(守護神)となりました。
250年以上続いた江戸幕府が栄えたのは天海による風水の施策の結果ではないでしょうか。
現在も重要視されている陰宅風水
日本では墓相が重要視されますが中国や韓国では風水(陰宅風水)が
重要視されていて生きている内に自分のお墓を風水学によって造たり普通に跡取りの子供が生まれたら
その子の為にお墓を造ることもあるそうです。
中国の浙江省寧波市五郷鎮の双峰山に「同泰嘉園」という霊園があり
霊園とは思えない美しい景色が話題になっていて
納骨堂を中心に前面に鯉が泳ぐ池があり陰宅風水の考えにより造られています。
愛するペットが亡くなり埋葬する時
庭に埋めようとする人がいますが
これは風水的にもダメで
動物は本来
死ぬ前に身を隠して亡くなるというのが自然ですが
現代ではできませんので
霊園などに埋葬してあげれば穏やかに眠れるはずです。