中国からやってきた風水
風水とは読んで字の如く、風と水の環境学です。
今から1400年前に古代中国から入ってきて朝鮮半島を経由し日本に入ってきました。
風水の元祖は古代中国なのですが元々風水は戦国時代の戦の中に生まれた学問です。
中でも皆んなご存知
三国志で有名な諸葛亮孝明【しょかつりょうこうめい】なんかが古代を代表する風水士
占術家です。
中国では、陰宅【いんたく】といって皇帝の墓や王族関連の墓など
時の権力者眠る場所の選定を主におき
古代中国風水は現在に至るまで先祖崇拝を重視する陰宅風水を重要視します。
奈良、平安時代に中国から輸入された風水は聖徳太子やその時代の神官や高僧達の間で研究され
日本では日本風土に合わせた風水が大成されていきます。
その様な人達を陰陽師と呼びました。
陰陽師が風水を大成させた!?
安倍晴明という人が有名ですよね。
この方は当時は大陰陽師と呼ばれ京都の晴明神社に祀られています。
当時は、朝廷や貴族達に雇われ、中国から伝わった暦道、易占、天文道、占星術などを使って占なわせていたそうです。
陰陽寮という管轄下に置かれ国家絡みのエリート官僚でした。
今でいったら、国が認めた占い師ということになります。
さて、日本で陰陽道として発達していった日本流風水。
日本では陽宅【ようたく】と、いって今現在、住んでいる住宅を
重要視しています。
現在一般的に言われている部屋の間取りやインテリアの事ですね。
これらも風水術の中にあって一般の風水の知識を知る方々は
間取りやインテリア意識する傾向があるようです。
風水とは風と水の環境学
先に述べた風水とは風と水の環境学。
住宅風水の重要視するのが
皆様、ご存知水回りや浴室、トイレなど
不浄と言われる部分を掃除する事です。
住宅風水の基本中の基本は、部屋を綺麗にして空気の循環を良くする事です。
これは静の開運法と呼ばれています。
つまり住宅風水の基本中の基本である住宅環境を綺麗に整える事が
重要になってまいります。
まず、1分でも良いので窓と玄関を開ければ空気は循環します。
これが、1番大切です。
そして、無理せず出来る範囲で先ほど申しました
水回りや浴室、トイレなど不浄な場所綺麗に掃除します。
段々と玄関や見えない部分、部屋などをお掃除していけば
住宅の気が良くなります。
空気の循環だけでも気。
つまり運気がジワリジワリ上昇していきます。
基本の空気の入れ替えと出来る範囲の掃除を心がける事で家の環境も
整い、自分の人生も整ってきます。
みなさん、是非まずは空気の入れ替えと掃除をしてみて下さいね。